俺のこの頃の事
高大に入っての二百八十時間、綿密に組まれたカリキュラムは最終的にはボランティア精神の徹底にあったように思われます。
入学当初の二百時間は自分だけの為の追求、自分だけの為の楽しみ、として盛んにポケットへ詰め込みましたが、専門課程の八十時間を終えようとしている今、ポケットへ入れたものを出さざるを得なくなりました。実に巧妙に仕組まれた「罠」ではなくてカリキュラムでした。現在自分の持っているもの、出来る事を、人の為に役立てなければと思うようになった、今日この頃です。
ちなみにボランティアとは、自発的に奉仕活動などを無償でする人。篤志家。義勇兵。志願兵。ハーイ良く分かりました。
その下にボランティアバンクを発見したのでついでに…。ボランティア希望者とそれを必要とする人とを登録し、その仲介をする事業、とあったが、こんなバンクが適所にあったなら気軽にお互いスムーズにいくのではないかと思います。
(高齢者大学カリキュラム『我が心の主張』平成五年一月二十八日発表)